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運命と歓喜

舞台始まって、もう一週間が経ちますね。

いろんな方の感想を読ませてもらっては、そう!そうなの!!と深くうなづいたり、そうだったのか~、と気づかなかったことを気づかせてもらったりしています。

熱い感想が多くて、読んでいると、あのときの感動がありありとよみがえってきます。

舞台は生モノ。日々、変化して、進化していく様子をつたえきくにつれ、赤坂に通いつめたい気持ちでいっぱいに・・・。

今の赤坂に思いを馳せつつ、私の「No.9 ―不滅の旋律―」観劇の記録を残します。

11日マチネとソワレ、12日公演の3公演を観劇しました。

開幕からすぐの観劇だったので、会場にはお祝い花がたくさん飾られていました。とても華やかですてき。アレンジもいろいろで、見ていて楽しかった。

吾郎くんへのお花は、階段にずらーっと並んでいて壮観。これがみんな、吾郎くんへの思いが形になったものなんだなぁ。それだけで、すでにうれしい気持ちで満たされました。

成宮くん、またお花贈ってくれてたわ~。ありがとう!松坂桃李さん、このあいだスマスマではフラれていたけど(笑)、すてきなお花が来ていて、ほっこり。松坂くんも、お友達になればいいよー!

鈴木聡さんや真飛聖さん、パルコ劇場からも来ていました。北村明子さんも。舞台のご縁がある方と、ずっと繋がっているんだなあ、ってうれしく感じました。

この方から、なぜ?と謎な贈り主は、これからあきらかになるお仕事の関係者なんでしょうか。わくわく。

以下は、舞台の感想になります。内容に触れていますので、ご注意ください。


ベートーヴェンの半生を描いた作品。

とにかく凄いとしか言いようがない舞台。大きな会場でやるのにふさわしい、壮大な作品でした。

脚本も演出も、芝居も、もちろん音楽も、すべてが素晴らしく、そしてうつくしかった。この作品のすべてが見所であると、自信を持って言える。

そんな作品の真ん中で、圧倒的な演技で輝いている吾郎くんが見られたことが、ほんとうにうれしかった。

ずっと舞台をやり続けてきた吾郎くんが、出会うべくして出会った作品だと思った。これまでのすべてがあって、今の吾郎くんがつかみとった『運命』なんだと。

はじまり方がとても印象的。冒頭から引き込まれました。鳴り響く耳鳴りの音、浮かび上がるようにすっとあらわれるベートーヴェン、ピアノを慈しむようにもたれかり顔を伏せる、顔をあげるとベートーヴェンが奏でる音楽が聞こえ始めて熱狂する聴衆がわーっとあらわれてくる。

ベートーヴェンの世界に、一瞬で連れていってくれる。彼の頭の中の音が、舞台に流れているんだとわかる。

うつくしくて、大好きなシーン。

吾郎くんは、登場した瞬間からまったく稲垣吾郎でなかった。なにも言わなくても、ひとめで、そこにベートーヴェンとして、存在していた。

全編を通して、びっくりするくらい、舞台上に、稲垣吾郎はいなかった。

ベートーヴェン役を演じているのではなく、ベートーヴェンを生きている。ベートーヴェンそのものにしか、思えなかった。

今回声がひくかったです。話し始めたときの声に驚きがありました。それで怒鳴りまくり怒りまくりだから、声だけでも吾郎くんなかんじゼロだよね。

吾郎くんの舞台での声が、やっぱり大好きだ。ほんとうにいい声。ひくい声がもともと好きなので、声に酔いしれました。

「なに?」って聞き返すシーン(けっこう何回もある)の声が渋くてなんか好きで、それが出るたび、ひとりで盛り上がってました。

歳をとるにつれ、だんだん声も変えていってましたね。回想シーンでは若い声を出していて、そういう芝居の細やかさがあるから、どんな遠くからでもちゃんと入ってくるんだろうなあ。

全体的に強いトーンだからこそ、絶望的になったときのあの声が余計に響いて良かったなー。声の芝居たまりません!

ベートーヴェンの話なので、音って重要なファクターなんだけど、音楽のつかいかたも、耳鳴り音も、無音になるところも、効果的でした。素晴らしかったですね。

耳が聞こえなくても、鳴っていた頭の中の音楽までが消えた絶望。

もうね、クライマックスからラストシーンにかけて、なにもかも圧巻。舞台から放たれる熱が、見ているものを飲み込んで、さらに高揚していく。

音楽のちからの凄さ、人生のすべてを音楽にしたベートーヴェンというひとの凄さに、ただただ、圧倒される。

力強く、高らかに歌い上げられる第九に、私たちもみんな、楽器となって、魂が鳴っている。喜びにふるえ、音楽に響きあう。

まさに、『歓喜の歌』だと、ふかく納得します。

情熱的に指揮しているベートーヴェンの姿、はらはらと舞い落ちてくる楽譜、奏でられる音楽のうつくしさと力強さ。

ベートーヴェンがつくった音楽は、ベートーヴェンそのもの。

音楽を残したい!と叫んでいたベートーヴェンに、ずっと残っているよ!!と教えてあげたくなる。

愛しかたの下手なルートヴィヒが、とても人間的で愛しかった。

ルートヴィヒが、家族や友人みんなと触れあい、抱きあう。

相手によって触れ方や抱きあい方がちがって、すごく良い。泣いた・・・。

苦悩も悲しみも狂気も怒りもすべてが、音楽の響きになる。

ベートーヴェンの人生と、かかわりあったひとたちみんなが、彼の音楽になり、魂が響きあう。

これから、『第九』の歓喜の歌を聞くたびに、あのシーンを思い出すことになるだろう。

なんて贅沢なことだろうか。

私のなかのベートーヴェンは、これから先ずっと、この舞台で出会ったあの方です。

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moegi

Author:moegi
1994年の終わりごろ、好きだと自覚しました。以来、ひっそり、まったり、ファンを続けています。

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